飲酒運転で弁護士を依頼する場合の流れ
1 逮捕されたか、逮捕されていないか
飲酒運転で弁護士に依頼をする場合の流れとして、飲酒運転をした方が逮捕されているか、逮捕されていないかで流れが異なります。
なお、飲酒運転をして交通事故を起こし、人に怪我を負わせた場合、運転手が逮捕される可能性は高いです。
2 逮捕された場合
飲酒運転をした方が逮捕された場合、その方は警察署に留置されているので、弁護士事務所に相談に行って依頼することはできません。
ただ、逮捕された方の親族に、警察から、「逮捕した」と連絡が来るのが一般的です。
連絡を受けた親族の方は弁護士事務所に相談をしていただき、条件や弁護方針が合えば、まず面会の依頼をすることが通常です。
依頼を受けた弁護士は速やかに警察署に行き、逮捕された方と面会をします。
そして、身柄解放活動や、逮捕された方の刑事罰を軽くする活動を行います。
3 逮捕された場合の当番弁護士と国選弁護人
各地の弁護士会が当番弁護士という制度を設けており、逮捕直後に弁護士が、飲酒運転をした方が留置されている警察署に面会に行き、今後の対応について弁護士と話すことができます。
場合によっては、面会に来た当番弁護士に、そのまま依頼をすることもできます。
また、逮捕後にさらに身柄を拘束する勾留がされる場合、国選弁護士を選任することができます。
4 現在、逮捕や勾留をされていない場合
飲酒運転をした方が、逮捕、勾留をされていない場合、その方自身で自由に、弁護士事務所に相談していただくことが可能です。
刑事弁護を取り扱っている弁護士事務所をインターネットや紹介等で探していただき、まずは相談をしてみてください。
相談をしていただく時期は、事件の直後や、すでに正式起訴をされた後があると思います。
それぞれの段階で弁護士が回答する内容が異なります。
現在の状況にあった回答を弁護士から受け、その内容に納得でき、費用や方針で合意できましたら、そのまま弁護士にご依頼をください。
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